“I wish you all the best”はよく目にするフレーズではないでしょうか。
日本人にとって“I wish you all the best”はとても使いやすい表現なので、意味と使い方を詳しく理解しておきましょう。
”i wish you all the best”の意味
“I wish you all the best”は「お幸せに」、「幸運を祈っています」、「ご多幸をお祈り申し上げます」といった意味を持つ表現です。
口語でも文章でも使うことができる表現で、相手の今後が幸せなものになるように祈っていることを率直に伝えられます。
“I wish you all the best”は丁寧な表現で、心から幸せを祈っていると理解してもらえます。
幸運だけでなく成功や達成などを祈るという意味でも使うことが可能です。
例えば、国家試験や大学受験をしようとしている人に“I wish you all the best.”と伝えれば、「合格を祈っています」と伝えられます。
「運で合格する」というニュアンスではなく、良い結果になるのを祈っていることを示せる表現です。
”i wish you all the best”の使い方
“I wish you all the best”は広いシーンで使えるフレーズです。
ここでは“I wish you all the best”の使い方を具体的に2つのパターンで紹介します。
<パターン1>
I finally established my own company last week.
(ついに先週、自分の会社を設立したよ。)
Fantastic! I wish you all the best on your new company.
(すばらしい!新しい会社で成功できるように祈っているよ。)
<パターン2>
Sorry, I have another appointment and need to leave soon.
(申し訳ありませんが、別のアポイントがあるのですぐに出なければなりません。)
No worries. Thank you for taking your precious time and I wish you all the best.
(心配ございません。貴重なお時間を頂きましてありがとうございました。今後のご多幸をお祈り申し上げます。)
”i wish you all the best”のよくある質問
Q. “I wish you all the best.”は”Good luck.”と同じ意味ですか?
“I wish you all the best.”と”Good luck.”の意味は似ていますが、ニュアンスには大きな違いがあります。
どちらも短い日本語にすれば「幸運を祈る」です。
しかし、“I wish you all the best.”は敬語表現なのに対して、”Good luck.”は自分と同じ地位か目下の人に対して使用する表現という点が違います。
上司が部下に対して仕事での成功を祈るという場合には”Good luck.”がマッチします。
しかし、部下が上司の昇進に際して幸運を祈る気持ちを伝える場合には”Good luck.“では失礼です。
この場合には“I wish you all the best.“と伝えるのが適切です。
ただ、上司が部下に対して“I wish you all the best.”と言っても問題はありません。
部下を尊重している意志を同時に示すことができるので、良好な関係を築き上げるには効果的な表現です。
Q. “I wish you all the best”は新年の挨拶などで使うのに適した表現ですか?
新年の挨拶やギフトの返礼を送るときには“I wish you all the best”はうってつけの表現です。
手紙やEメールの結び言葉としても“I wish you all the best.“は最上級の表現として使われています。
かしこまったシーンで相手を気遣う言葉を添えたいときには“I wish you all the best”を使いましょう。
”i wish you all the best”を上手に使いこなそう!
“I wish you all the best”は相手を敬い、幸運を祈る気持ちを率直に伝えるフレーズです。
英語の中でも最上級に位置する相手の幸運を祈る表現で、目上の人やお世話になった人に対して使うのに適しています。
“I wish you all the best”は同僚や目下の人にも敬意を表する気持ちを込めて使えるので広いシーンで活用できます。
相手の幸せを祈りたいと思ったときには“I wish you all the best”を使いましょう。