毎日勉強していたのにスコアが下がってしまった・・・。
ショック・・・なぜなのだろう?
勉強方法が悪かったのかな・・・?
気持ちを立て直したいけど、モチベーションが下がってしまいそう~
TOEICの点数が下がっても慌てなくて大丈夫!理由を説明します。
英語の学習を続けていたのにTOEICの点数が下がると慌ててしまいますよね。でも大丈夫です!
TOEICは右肩上がりにスコアアップする人のほうが珍しいです!
この記事では、TOEIC300点台からTOEIC930点までアップしたわたしが、TOEICで点数がとれない原因と対策について解説します。
英語力があってもTOEICで点数がとれない3つの原因
私はTOEICスコア300点台から、6年後900点にまで点数を伸ばした経験があります。
その経験上実感していますが、TOEICの点数が下がっても、一喜一憂する必要はありません。
チェックポイント
TOEICは、英語力以外の要素が得点へ非常に影響するテストだからです。
1. 体力が必要となるTOEIC
TOEICを何度か受けたことがある方は実感していると思うのですが、試験後すごく疲れを感じませんか?
頭フル回転で問題に取り組み、まるでスポーツのあとのような疲れを感じます。
TOEICは集中力を保持するための、体力が必要。
もし、体調が万全ではなかった場合は、それだけで不利となります。
2.時間配分に慣れていない
初中級レベルの方は特にそうだと思いますが、すべての問題を解くことはできませんので、自分の解ける問題を逃さないように時間内に素早く計算しなくてはなりません。
広い範囲からどの問題に取り組むか、どれを捨てるべきか、パパっと考えてから取り組むことが必要になります。そのため計画力が重要になってきます。
しかし、いざテストが始まると、計画通りに進みません。
リスニングセクションでは頭で考えているうちに次の問題に進んでしまうし、マゴマゴしているうちにすぐついていけなくなっちゃう。
3.TOEICに向けた集中力とメンタルを鍛えていない
どうしよう!
パニックになりつつリスニングを終えたら、その後待っているのは膨大な量のリーディングセクション・・・
私は最初のころ、リスニングセクションがいつ終わったのかさえもわからなかったです笑
げんなり・・・なんか疲れてるし、読む力が残ってない・・・適当にマークしちゃおう。
これでは本来解ける問題も解けなくなってしまいます。
結局、何より大事なのは各セクションが終わったあとの気持ちの立て直しと、自分のできる問題に集中する力です。
これが難しいんですよね・・・。
英語初心者から中級者はスコアが安定しない
仮にあなたが外国人向けの日本語のテストを受けていると想像してみてください。
私たちは日本語では圧倒的な実力がありますので、時間配分やら気持ちの立て直しは必要ないと思います。そんなことしなくても余裕で満点近く取れそうですよね。
英語も同じで、上級の実力がついてくれば安定してTOEICスコアを獲得できると思います。
しかし、初級~中級の段階ではまだ実力が充分ついていないので、実力以外の要素(テクニックや慣れ)で得点に結びつけている部分が大きいのです。
そのため、スコアが少しぐらい下がっても英語力とは直接関係ありません。
よって、落ち込む必要は全くありません♪
具体例としてTOEIC300点だったわたしの事例を紹介します。
TOEIC300点だったわたしの事例
TOEIC600点まではテストのコツを掴む
私はTOEIC300点だったとき、カナダの語学学校に通っていたのですが、そこで1か月に一度TOEICを受けて、半年後に750点取得して帰国しました。
そのときに感じたのが「600点まではテスト形式に慣れることだけで伸ばせるな。」ということです。
テストがスピーディーに進む中、気持ちを崩さずにどれだけ自分の本当の実力を出せるかがカギです。
その練習をするには、何回も経験をして慣れること。すなわち何度もテストを受験するのが一番です。
コツを掴むには公式問題集を繰り返し解く
私が帰国後、TOEICを受ける前に必ず行っていたのは、「時間を測って模擬試験を3回受ける」ことでした。テスト形式とスピードに慣れることでかなりの得点につながると考えていたからです。
でも、実際に何度もTOEICを受けていては受験料も大変なことになりますから・・・書店で、TOEICの公式問題集を購入して取り組むのがおすすめです。
では、具体的にTOEICの点数をあげるには、どういう対策をすれば良いか紹介します。
TOEICの点数をあげるための3つの対策
1.結果が出なくても「継続」を目標にしよう
TOEICスコアが下がっても、落ち込む必要はないとわかっていただけたと思います!
でもハイスコアを目標に勉強しているのに・・・一体どうしたらよいのでしょうか?
近道はありません。
単純なようですが、とにかく「毎日淡々と英語に触れること」を目標にすることを強くおすすめします。
なぜなら、続けてさえいれば、必ずスコアは伸びるからです。
どんなに小さな一歩でも毎日続けていれば、あるときフッと伸びるときが来るんです。
スポーツや別に分野でそういったブレークスルーを経験したことがある方は多いのではないでしょうか。英語学習もそれと全く同じです。
ちょっと前までできなかったのに、今は「以前できなかったことが不思議なぐらい」自然にできるようになっていること、スポーツではよくありますよね。
2.あまりTOEICを意識せずに毎日英語を楽しもう
もう一つの提案としては、いったんTOEICを忘れてみてはいかがでしょうか?
私はいわゆる「TOEIC対策」として特別な勉強をしたことはありません。淡々と毎日英語に触れるだけでした。
たぶん、あまりTOEICを意識せずに英語を楽しんで勉強することに注力したのが良かったのかな?と思っています。
辞書を引きながら雑誌を精読したり、英語でラジオを聴いたり、映画を観たり。
そうやって、とにかく毎日かかさず英語に触れていたら、気が付いたらスコアアップしていた、という感覚です。
3.英語学習を習慣化する方法を探る
そうは言っても、継続するための「習慣」を身に着けるのが一番大変なことなんですよね・・・。
私は留学に行って語学学習を習慣化したおかげで続けることができましたが、一人で習慣にするまで持っていくのは、日本では難しかっただろうと感じています。
留学中に数か月英語に集中した流れで、
なんか留学中の努力をこのまま無駄にしたくないな・・・
という気持ちが強くなって、帰国後もコツコツ続けていたという感じなのです。
僕はそんな簡単に留学できないよ!留学しなくても、学習習慣の流れを作るサービスはないのかな?
それがなんと・・・あったのよ。
留学のような効果を国内で得るサービス
ダイエットのコーチングといえば・・・
「ライザップ」をご存じの方は多いかと思います。短期間で集中してトレーナーに食事や運動をガッチリ管理してもらい、体型の改善を行うスクールです。
言わずもがなですが、運動や食事改善も習慣化が大変難しいものです。そのため顧客と並走して、コーチングを行うことが非常に効果的ですよね。
英語にもコーチングがある!
英語にもライザップのようなサービスが登場していました!
それが「英語コーチング」です。ライザップと同じで
- 専任のトレーナーがつく
- 学習方法や教材の選び方についてアドバイスをもらえる
- 学習の進捗について共有し、学習に並走してくれる
というもの。
英語を本気でやりたい。習慣化につなげたい。
けれど、状況的に数か月留学するというのも難しい・・・
そんな方には大変有効なサービスです。
TOEICの点数アップにも、もちろん有効
コーチングサービスを受け、数が月であっても英語力のボトムアップをしっかり行いますと、慣れやテクニックではなく、本当の英語力で急激にスコアアップする方が少なくないようです。
なんと初学者だと300点ぐらいアップすることもあります・・・。
英語漬けの効果って、初心者の場合は特にすごいみたい。
英語コーチングを受講するには学習時間をしっかり確保しましょう
英語コーチング興味あるな、と思ったあなたに注意点があります。
英語コーチングを受けるのであれば、留学に行って英語漬けになるのと同じぐらいの覚悟を持ち、かならず一日数時間の学習時間が確保できることを確認してください。
トレーナーは学習に並走してくれますが、学習を代わることはできません。
留学もコーチングも、安い投資ではありません。
結果につなげるために、かならず学習時間を確保してくださいね!!
そして、終了後もコツコツと学習を続けていくことで、英語コーチングの本当の成果を感じることが出来ると思います。
ぜひ、継続してください!
TOEICの点数が下がった原因と対策のまとめ
TOEICの点数が下がってしまった!
でも落ち込む必要は全くありません!
- TOEICは英語力以外の集中力や計画力を問われるテスト
- 初級・中級レベルの場合は英語力が充分ではないので、スコアが安定しないのが普通
対策としては
- とにかく「継続」を意識する
- TOEICのことはいったん忘れ、英語を楽しもう
- 英語コーチングが「継続」に有効
試験のスコアはあくまで「めやす」です♪
私はTOEICスコア900点越えですが、あまり英会話は得意ではなかったりします・・・。
TOEICスコアだけでは測れない英語力って実は多いと思いますよ。
気にせず、英語学習を楽しんで継続しましょう!!